それでは実際にuumを使ってみましょう。日本語が表示できる端末やウインド ウからuumと入力します。uumは普通/usr/local/bin/Wnn4にあります。自分の pathに入れておく必要があります。わからないときはシステム管理者に聞きま しょう。
% uum uum(かな漢字変換フロントエンドプロセッサ) %
と同時に画面の一番下に
[---]
と表示されます。[---]は変換機能がオフであることを示しています。これま
でと同様入力した文字がそのままシェルにわたって行きます。コマンドを入力
する場合はこのままでよいわけです。変換機能をオンしましょう。ctrlキーと
キーを同時に押します。(以後ctrl +
と表記します。)画面の下の表示が
[あr]
に変わりました。変換機能がオンになったことを表します。ここで文字を入力 すると画面最下行[あr]の横にひらかなに変換されて表示されます。ctrl+wで 漢字に変換されます。正しく変換されていればctrl+lで確定します。シェルの プロンプトの後に確定した文字列が移りました。シェルに渡されたわけです。
変換をしてもらいたくないときは再びctrl+
と入力します。画面下の表示が再び
[---]
に戻りました。変換機能がオフになりました。ここでexitとやると
% exit uumを終わります。 %
となってuumは終了しますがシェルはまだ生きています。uumはシェルの子プロ セスだったわけです。