中国の電話事情 by 大西/堀田

一般事情:

市内通話   番号 (????????) のみ
市外通話   市外局番 (0???) + 番号 (????????)
国際通話   00 + 国番号 (ex 日本は81) + 0を除いた市外局番 + 局番 + 番号

市外局番は
北京   010   (94年頃まで 01)
成都   028
拉薩   0891   etc.

番号の桁数は都市によって違い、現在
北京   8桁   (96年頃まで 7桁)
成都   7桁
拉薩   7桁   (95年頃まで 5桁)  etc.
です。この桁数はしょっちゅう変わるので要注意。
同じ都市なのに、番号の桁数が少ないとその番号は古いと判断できます。

テレホンカードについて:(電話のほとんどはこれ)

テレホンカード用電話が拉薩飯店、拉薩郵電局にあり、
カードには全国共通とローカルの2種類がある。
発信可能なエリアの違いで、ともに全世界に電話できる。
カードは全国共通を拉薩郵電局で求めるのがおすすめ。
拉薩飯店でも額面の倍で購入することができる。

最近は偽造防止のためかICカード式が増えてきています。北京では過半数がIC
カード式になりました。これは従来の磁気カードとは相互に互換性はありませ
ん。97年12月の時点で拉薩ではすべて磁気カード電話でした。

額面は 200元、100元、50元、20元 が存在します。後述する理由により、なる
べく高額のカードを買うことをお勧めします。

通話料は 拉薩 -> 日本  約18元/分 (97年)
北京 -> 日本  約12元/分 (北京時間午後11時まで、97年)
北京 -> 日本  約10元/分 (北京時間午後11時以降、97年)
です。

カードの残り度数は日本のように1度数毎に減るのではなく、1分毎にザックリ
と減ります。残り度数が少なくなると警告音がするので、磁気カード式の時は
すかさず新しいカードを入れます。これにはコツが必要で、良く失敗します。
ICカード式の時はカード交換ボタンを押し、古いカードを抜いて新しいカード
を挿入します。残り度数が1分の通話料以下になると、度数が残っているにも
関わらず通話は切れます。また、このような残り度数の少ないカードを使って
ダイヤルすることもできません。

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