98年度チベット遠征先発隊の気まぐれデジタル絵日記
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(実験とは全く関係ないことが多く含まれていますが、ご了承下さい)

8月6日
成田発北京行き。いきなりウッキーがX線検査のところでスーツケースを
調べられている。どうやら、花火を取り上げられたようである。やれやれ。

8月7日
朝からIHEPに行き、TanさんグループとRenさんのところに顔を出す。
昼食は王さんにIHEPレストランの接待を受ける。

午後より若手の希望によりサマーパレス視察。



(なぜか恍惚状態のA君)

8月8日
北京発成都着。やっぱり迎えは来ない。連絡バスで市内へ向かう。車内のチラシ
で錦江賓館が安いと出ているのでここに泊まることにする。やっぱりいいホテル
だ。



8月9日
成都市内視察。夜はウッキーとA君はマッサージに行って、足先だけ
揉んで貰う。

8月10日
成都発拉薩着。ついにチベットである。歳のせいか高山病にうなされる私を
尻目に若手3名は存分に遊ぶ。

8月12日
拉薩発羊八井着。ついに羊八井である。途中、羊八井目前で我々を乗せた
ミニバスがパンクするというアクシデントに見舞われるが無事に到着する。
羊八井村の分岐点で「プールサイドで水着の外人女性が立っていて"羊八井
温泉へようこそ"という怪しげな絵柄の看板」が出来ているではないか。
ついにここもメジャー進出か。

(パンクだ。こんな時に川で小便しているのは誰だ?)

(あの谷を抜ければ、羊八井なんだけどね)

(怪しいぞ)

(おいおい、なんでこっちの門のほうが立派なんだ!)

(こちらがバースト小屋、向こうが中性子小屋)

(次年度の架台を作り始めている様子)

(板チョコが食べたくなった)

8月13日
早速明日の解体にむけて、さあ仕事。

(X線照射装置の入れ物作り。5時間もかけていた)

(出来上がり!)

(早速前年度のやり残しのマーカーを照射開始。ウッキーはX線が嫌い?)

(連動実験のコントロールルーム)

8月14日
チベット人ワーカーを雇っての解体作業。

8月15日 ~ 19日
バーストアレイのプローブ測定とバースト検出器のメンテナンス
の作業に入る。プローブ測定はDAQが動かないという悲劇に見舞
われ、憂鬱な期間となる。

(苦悩する担当者A君)

(苦悩する担当者A君)

(プローブ測定が出来なくて、暇そうなウッキー)

(PD面が半分取れかかっているバースト検出器)

8月20日 ~ 22日
予定外であったが、荷物が届かないので一旦拉薩に下りて、
ICRRとの連絡を行う。結局、我々の滞在予定を1週間延ばす
ことを決断する。

8月23日 ~ 28日
ICRRからの助言によりプローブ測定用プログラムを書き換え、
測定スタート。あとは荷物さえ届けば…。

(暇…、手前の平家の建物がイタリア領。あちらではシャワー
が日常的に使えるとか。)

(暇…、おまけに停電。南の川まで散歩する。氾濫している。)

(暇…、おまけに停電。南の川まで散歩する。氾濫している。)

8月29日 ~ 9月5日
遂に荷物より先に第2隊が羊八井入り。ここに日本人15名という
過去最大の人口密度となる。以後、主任カメラ要員として堀田さんが
働くため、写真の多くは堀田さんの帰国後に公開されるだろう。
9月2、3日とチェンバー建設を行ったが、写真記録はその中にある。

(8月30日遂に荷物を積んだトラックの第1陣が到着。こんな感じで
クレーンで降ろす。)

(大部分の日本人はただ見てるだけ。寒いので、それでも重労働。)

(9月3日の状況。一部は既に小屋に運び入れている。)

(9月5日、先発隊はやっと下山出来ることになる。いい朝だ。)

(第1隊、サヨナラのポーズ with Chenさん)

9月6日
拉薩発北京。夜は「割烹白雲」で日本の味を楽しむ。民族飯店に泊まる。

9月7日
午前にIHEP、午後は北京市内視察。ウッキー、今度はサウナ&全身マッサージ
にトライし、300元で成功する。

9月8日
帰国。

おいまい。

番外編 - 羊八井での素晴らしき夕食のサンプル -

1人25元で4人分100元の料理。これに御飯が付く。日替わりで
変わる皿は限られている。後半15名の時は、これが2セット分
出るだけで25x15=375元となるのだ。美味しそうに見えた貴方は
羊八井向きです。

(サンプル1)

(サンプル2)

餃子の時は、餃子以外に何もでない。



以上、報告終わり。
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